当院は先代の鈴木文郎名誉院長が昭和37年に堤四つ角に開業して以来、45年を越えました。30年程前に今の場所に移り、現在は2代目(長女・次男)が跡を継いでいます。地域に根ざした一般内科と、二人の専門性を生かした糖尿病・肝疾患・消化器疾患を合わせた診療を行っています。
糖尿病は増加の一途をたどっており、現在は40歳以上の日本人の6人に1人が糖尿病、予備軍まで入れると40%に近いとも云われています。糖尿病は自覚症状がほとんどないために見逃されやすく、長い期間を経て深刻な合併症 (脳卒中・心筋梗塞・失明・腎臓透析など)を引き起こします。これを予防するには血糖のみならず、体重・血圧・脂質を良好にコントロールすることが重要です。
大病院では患者さんが多いために画一的な短時間診療になりがちですので、当院では開業の糖尿病専門医として、一人一人の患者さんのライフスタイルを考慮したきめの細かい診療を心がけています。
肝臓は体内で最大の内臓であり、代謝・内分泌・消化・免疫などに関わっています。肝臓の病気は症状が出にくいため進行した状態で発見される事が多く、早期発見・早期治療が重要です。現在、日本には数百万人のウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎)患者がいると言われ、肝硬変・肝臓癌の主な原因となっています。近年、B型肝炎に対する核酸アナログ製剤、
C型肝炎に対するインターフェロン・リバビリン治療など新たな治療法が普及してきており、また、インターフェロン治療の助成制度も始まり、治療しやすい環境が整って来ています。
当院では主に福岡大学病院と連携を取りながら、肝疾患・消化器疾患の診療を行っています。
尿検査、血液検査、ブドウ糖負荷試験、心電図、
24時間心電図検査(ホルター心電図)、胸部レントゲン、腹部レントゲン検査、
骨密度、腹部エコー、頸部血管・甲状腺エコー、心臓エコー、
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)